第12回「プロにもアマにも大人気! 青かっぱ漬」
2023年 02月 12日

今回の「青かっぱ」を推薦したのは、東京・中野区でベーカリー『PINの店(ぱんのみせ)』を営む、アサヒの長年の友人だ。
「現在の一押し加工食品は『きゅうりのキューちゃん』に似たやつで、『はなまさ』でよく買う。名前は『青かっぱ』で確か税込100円台。歯応えがあって食が進みます」
以前紹介した『ごまにんにくふりかけ』に続いて、知る人ぞ知る人気商品なのだろうか。
まず、ネット情報でその正体を探ってみよう。
検索上位には常連の「楽天市場」の「青かっぱの通販」、次が「Amazon」の「【業務用】青かっぱ旨味素材1kg×1袋」と出てくる。
その次に「イケダ食品」の「青かっぱ漬」と出てきた。訪問すると、説明文。
〈塩蔵きゅうりに丁寧に塩抜きの前処理を施して製造しています。しゃきしゃきとしたきゅうりの歯切れの良い食感がダイレクトに楽しめ、また生姜と胡麻の風味がきゅうりのおいしさを一層引き立てています。箸休めにかかせないと、人気の商品です〉
ほお、そうなんだ。で、続いて、様々なメーカーが出てくる中で、気になる名前が。アサヒ馴染みの「業務スーパー」も取り扱っているそうだ。
さらに面白い情報が。「家系ラーメンにある緑色のきゅうりの漬物は青かっぱという。青かっぱ漬け、青きゅうり漬けともいう」。
きゅうりの漬物で「かっぱ」。ネーミングの起源はすぐに推測できる。河童の好物がきゅうりというのは、ある年齢以上の日本人の多くは知っている。たぶん、それだ。
そして、先月6日、近所の「肉のハナマサ 方南町店」に出向いた。漬物売り場にありました、『プロ仕様青かっぱ漬』、容量250g、税抜価格108円。原産国は中国。国内じゃないんだ。
帰宅してすぐに試食。醤油漬けの「きゅうりのキューちゃん」はしょっぱいが、これはしょっぱさ抑えめだ。白飯に載せて食べる。キューちゃんはお茶漬け向きだが、これはそのまんまの白飯がいい。
そこで、2つ、レシピを考えました。

【玉子サンドイッチ】
刻んだ茹で玉子に、同じく刻んだ青かっぱ漬を加えて、マヨネーズで和える。パンに挟む。

【オムレツ】
刻んだ青かっぱ漬とプロセスチーズを溶き玉子に加えて焼く。
試してみてください。意外にいけます。使い勝手がいい漬物です。
〈第12回/了〉
FROM THE WRITER
お酢についてのネガティブな話題だから、前々々回は触れなかった。“男は酸っぱいものが苦手” という話だ。
アサヒ自身もそうだ。と言っても、原材料による。果実由来の酸味はOKだが、穀物由来の酸味はNGだ。なぜかそうなのだ。
この傾向は知り合いの男たちにも多く見られる。だから、“男は酸っぱいものが苦手”という説は確信に近い。
ネットで調べてみると、こんな理由が書かれていた。
昔むかし、狩猟採集をしていた頃だと思われる頃、男は狩りに出かけるために、健康に留意しなければならなかった。だから、酸っぱくなった食べ物を口にしなかった。
なぜなら、酸っぱいというのは腐敗したという信号で、食べると腹を壊した経験があったからだ。
しかし、狩りをしない女は、男が獲物をかついで帰ってくるまで飢えをしのがなければならない。だから、腐敗したものであっても食べた。
だから、酸っぱいものがOKになった、とさ、めでたしめでたし。
日本列島だったら例えば縄文人の女が腐ったものを食べていく中で、少々腐ったものでも腹を壊さなくなった。同時に酸っぱいものもOKになった。それが遺伝子に組み込まれ現代に至るということなんだろう。もっともらしいぞ。けど、説得力ゼロだ。
一方、 男は稼ぎ手だから健康に気を付けよう、女は稼がないから病気になっていいや、っていう話。これも納得する人はいない。
男だけが一家を支えていたわけじゃない。女には採集という仕事が大切な仕事があったという。両方いて生活ができる。こんな説、コンプライアンス上、ツッコミどころ満載だ。
こんなトンデモ都市伝説は無視していいだろう。が、“男は酸っぱいものが苦手”論は未解決のまま。誰か教えてください。
別の話。
前回の「FROM THE WRITER」でイスラエルでの醤油について書いたら、こんなコメントをメールでもらった。
・客室乗務員だった時(大昔)、日本人の同僚は皆、お弁当に入れる醤油を携帯していました。ちょっと垂らすとドイツ料理もその他の料理も味がまろやかというか、日本人の食が進むようになるみたい。〈外資系航空会社の広報担当者の女性〉
・お醤油のお話は驚きですね。粉末醤油であれば海外でも人気が出るでしょうね。また、懐かしいアサヒさんのイスラエルのお話、思い出します。〈高品質海外パッケージツアーの旅行会社の経営者〉
アサヒの海外旅行業界誌時代の業界の大先輩である。もう1人は、出版社勤務の男性。
・私も海外取材の友は、やはり醤油でした。
日本人、何はなくとも醤油、なのである。
アサヒ
